かの頭に穴を開ける仕事をさせられてしまうUSA(アメリカ)発信・米国情報局

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・ビッグカメラで2980円で買ったアーミーオブツーをピコピコやっていたら、9.11がもうネタにされている事を始めて知るUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!

・ギャラクティカの次シーズンはいつやるんだろう?

・ギャラクティカが、9.11後を象徴するSFドラマって言われているなら、9.11後を象徴するギャルゲーもあっていいと思うUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!

・で、FTEの続きUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!

むかしむかし、お菓子欲しさに教会での聖書の朗読会を聞きに行ったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!聖書の物語や、教会の大聖堂が小さい頃のぼくにとって、なかなか神秘的なもののように見えていて、いつか夢中になってそれを毎日聞きに行ったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!ある日、貰えるお菓子がマクドナルドの無料ハンバーガー券になっていて、ぼくは聖書の朗読会には行かなくなってしまったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!聖書の物語が、けっしてマクドナルドのオマケのようなものじゃないという、ぼくの精一杯の抵抗と思い込みだったのかもしれないUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!ぼくの帰る「街」にはそんな、普遍の物語で満ち溢れていたUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!マクドナルドの普遍の物語が......
ぼくが銃を握って、殺戮の園を進むのを止めたとき、「街」に戻るUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!「街」と言っても、東西南北四方平行に区切られた、シアトル第百三十九区画地区という名があるけど、そんな名詞をこの物語で語るのはいちいち面倒だし、省略して「街」ということにするUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
ぼく達の生きる世界では、何でも認証というものが必要で、物を食べるにしても、女とセックスするにしても、トイレをするにしても、自慰をするにしても、どこかで何かを買うにしても、銃の引き金を引くにせよ、「申請」「許可」「認証」が必要だったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
別にそうする必要がなくても、人間が生きていけることは知っているけど、ぼく達の規範がそれを許さなかったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!なぜなら数十年前に、二つのノッポのビルに飛行機が突っ込んだからだUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
PMC2(民間軍事請負企業児)それが、ぼく達の俗称USA(アメリカ)発信・米国情報局!!9.11の後、米国が布教(情報のフォーマットを世界規模で共有化)したテロとの戦い、過剰な他者への管理体制はやがて、公私混同を交えた、限度や境のない殺戮へと発展していったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!国が自国民を監視するUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!汝の隣人を愛し、監視しろUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!我々のいる安息の世界に、バイ菌が来るならその予防接種をしなければならないUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!テレビの中の政治家がそうやって、吠え続けるUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!ぼくが、母さんの子宮にいたまま民間企業に買われたのも、その頃だったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
ぼくが人殺しを終えて家に帰ると、やることは三つしかなかったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!ゲームと映画を観て、寝ることだけUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!別に、他者を招待するわけでもなく、『友達』と属するカテゴリーの枠組みにはめるような知人もいないから、ぼくの部屋はさながら、モーゼが来たエジプトのようであったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!ぼくの虫が勝手に、ぼくの趣向に合わせたストリーミングサービスの映画や、フラッシュメモリ型ゲームを選び出し、ぼくの給料に見合った分のリストファイルを生成して、日本の大手ネット販売サイトに注文をするUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!ぼくが、自らの手で、誰かの頭に穴を開けたとき、自宅にそれらがほぼ自動で、僕の自宅にあるメモリにダウンロードされてくるというわけだUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
だけど、最近のゲームはどうも見境というものが無くなっていて、どれもありきたりな、強いて言えばありふれた話と豪華絢爛なグラフィックで魅せて、大円団、ハッピーエンドでおしまいというものばかりUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!ゲームをやる人には、世界観とシステムのどちらかで、評価する人はいるけど、ぼくはというと世界観で評価してしまう人間らしいUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
21世紀初頭、三、二次元的フォーマットの急速なデジタル化に伴って、国連から発足されたWWPU(世界共有著作保護連合)が設立されるUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!それによって、世界中の「言葉」や「物語」というものが、デジタル上で検閲されてから、どうも最近の映画やゲーム、小説......つまり、フィクションがつまらなくなってきたUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!いや、今の時代に生み出されるそれは完璧な物語のはずだったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!なぜなら、想像をするという人の特権が、機械にも出来るようになったからだUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!だけど、妥協を許さないフィクションが生み出されてから、何かがおかしくなったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!ルターが勝手に変えてしまった聖書の前の聖書みたいだ、と言うべきだろうかUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!エンターテイメントであって、エンターテイメントじゃないUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!そんな矛盾したものが、ぼくの周りには溢れかえっているUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
そんな社会に嫌気が差したぼくは、ドラッグや拳銃で、どこかのオルタナティブロックシンガーよろしく自己破壊やら、自殺しようとも少し考えたことはあるけど、徹底的にそういう「法外」なものが管理されているこの国で、麻薬や覚せい剤なんてものは、バーコードが焼き付けられた依存性の無い、一時的に脳内伝達物質を麻痺させて、エンドルフィンをハイにさせてくれる合法なものしか存在しないUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
UPSD(非公共で曖昧な死)、アン・パブリック・スロウ・デスの事だけど、今じゃ自殺のカテゴリーを公共機関ではそう呼んでいるUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
そのシステムのおかげで、拳銃で自分の頭をぶち抜いても、銃や弾に記録されているタグから、「アルコール・タバコ・火器爆発物局」の銃器管理データベースによってあっという間に、自分がいつ、何時何分、どんな風に死んだプロセスまでが、ネットワーク上の墓石に記載されてしまうUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!その他の自殺方法でも同じことで、誰もがどのように死んだのかを簡単に、グーグルから検索できるようになっているUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
だから、そうやって死んだ後の事を考えてみると、何だかバカバカしいと萎えてしまい、その蓄積されたフラストレーションを解消させるためには、ゲームをやって、映画を見て、本を見て、自慰をする事USA(アメリカ)発信・米国情報局!!つまり「物語」に依存することしか他はなかったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!で、いまぼくがやっているゲームというのが、そんな「物語」に依存するぼくそのものを象徴するかのようなものであったのだUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
それは、軍の大脳科学実験を応用したゲームで、名前は「不思議な国のドッペルゲンガー」元は無人戦車や、無人戦闘機の遠隔操作用に開発されたシステムを発展させたもので、ぼくは、科学や生物というものが苦手だったから、詳しい構造はよく分からないけど、そのゲームは「ぼく」を複製させ、ぼくがそのゲームの中で神様になれるゲームだったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!ぼくの体内のあちこちに埋め込まれている虫達が、ぼくの脳や身体的特徴をアルゴリズム方式で分析し、体格、個性、癖、好きなもの、嫌いなものを識別して、認識し、限りなくぼくに似ている分身をシュミレートするUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!このゲームのクリア目的は、「ぼく」が死を認識する年齢になるまで、神様であるぼくが、ブリューゲルの描いた絵のような俯瞰の視線で「ぼく」を守り抜くのであるUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!「ぼく」が車に轢かれそうなら、その車を消しUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!「ぼく」を少しでも殺意を向ける恐れがある因果的可能性があるやつがいたら、そいつを消すUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!「ぼく」がいる国で、戦争が起きたら、その戦争の矛先を別な国に変えて、地震や大火事なんかの災害が起きたら、別な場所でその災害を起こすように仕向けるのであるUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
ぼくが毎日、頑張っているおかげか、ゲームの中の「ぼく」は、やっとぼくと同じ年になったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!だけど、ゲームの中の「ぼく」は今のぼくとは違った環境で生活をしているUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!「ぼく」には、家族がいて、ジュニアハイスクールに行って、友人ができて、授業をサボったり、初めて作った彼女とデートが失敗したり、軽い気持ちでマリファナを吸ってみたり、テスト前日で苦悩したり、単位を落としたり......それは、誰にでもありえる普遍の人生だったのかもしれないUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!だけど今のぼくは、そうでなかったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!週末には、ぼくが握った銃で、誰かの頭に穴を開ける仕事をさせられてしまうUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!「不思議な国のドッペルゲンガー」の「ぼく」は、希望を持って、明るい未来を持っていたのかもしれないUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!ぼくは所詮PMC2のプロパティに過ぎなかったのだUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
ぼくは、ディスプレイの「ぼく」に向かってこう言ったUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
「明日は我が身さ」とUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
そう言って、ぼくは知らない誰かをゲーム上から消したUSA(アメリカ)発信・米国情報局!!
(続)

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このページは、shizukaが2008年5月18日 02:51に書いたブログ記事です。

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